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・観測地帯A-神名付-神寿ぐ名

世界観共有キャラクター:

錦秋ミキ2_edited_edited.png
八蛻2_edited_edited.png
寒凪トウマ立ち絵_edited.png

 「此の土地より生まれ出ずるもの、須らく祭神より名と役目賜る」

 「その土地の神によって名前をつけられると、その意味通りの運命を与えられる」という言い伝えある土地、神名付。その神名付に、不可解な霊気反応があると観測所からの報告を受けたモノミ研究所所長は、特別調査員である八蛻を長期調査任務の担当官へと任命した。

 神名付へと向かった八蛻と錦秋ミキは、そこで、子供を守る、記憶をなくした怪異「日輪ナツネ」と出逢う。神名付に起こっている異変について、解決に協力したいというナツネとともに、​八蛻・ミキは神名付の不可解な謎を追うこととなった。

「対怪異特別調査員の調査メモ」

神名付では、生まれた赤子に名をつけるのは神であるらしい。

なんでも、赤子の名は生まれたすぐ後に土着の神である「ナモリ様」を奉る社より知らせられ、名はその赤子の運命さえ縛るという。

しかし、現在では、神が名を与えるというこの風習も形骸化してしまって、ナモリ様を奉る神社が両親の意向を聞いて考案する縁起の良いサービスという形をとっている。事実、もう社に神とされる存在はいないようだった。

一方で、古くからある不気味な噂話はその風習が形骸化しようと色濃く残る。

この神から与えられる(とされている)名前。時に、あまりにも悲惨な運命を連想させる名である「忌み名」をつけられることがあるというのだ。

もちろんそのようなことは実際にあったとしても過去の出来事であり、現在のように人間が管理している以上、故意でない限りはそうそう起こることではないし、実際に起こっていないはずだ。

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